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会津の家

家具製作

会津の家が竣工してから、建主さんの要望もあり、その居間の雰囲気に合うように大工さんに座卓とTV台を製作してもらいました。材料は床材の杉にあわせて、杉の小幅板を接ぎ合わせそれを3層に重ね合わせた、大きさが1800×900、厚みが36㎜の「Jパネル」を使用してもらい、あまり手間が掛からないようにできるだけシンプルな形状にして製作してもらいました。座卓は冬の期間にはコタツに交換する為、移動しやすいように脚は簡単な操作で取外しが可能になっています。

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シンプルですが既製品にはない手作り独特のぬくもりがあります。

■ 住宅の設計実例は瀧田建築設計事務所のホームページ

外構・造園工事が終了

「小さな会津の家」の工事監理の続きです。

外構(アプローチ・カーポート等)と造園工事が終了した連絡を受け、工事確認の為再度会津の現場に行ってきました。梅雨時なので日数がかかると思っていたのですが、若い現場監の工夫と努力のおかげで早めに終了しました。前回の打合せから11日後の工事監理になります。

雪が降る会津での家づくりは、積雪、屋根からの落雪、それらの処理等も検討しなければなりません。特に敷地に余裕がない市街地ではなおさらです。この家では道路に面する部分は、既存の板塀の一部を残し大半をオープンにして、大雪の場合(一晩に60㎝以上降ることもあります。)に敷地内の雪を道路に出せるようにしました。そしてオープンにした部分には植栽を植えて建物と道路が優しく繋がるようにして、周辺環境が少しでも良い雰囲気になるようにしました。

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植栽も雪の影響を考慮して、樹木の根締めにはサツキ等の高さのあるものは避けて、笹やフッキ草、玉竜を植え、樹木は紅葉が楽しめるように、紅葉、シャラ、サラサドウダン等の落葉樹と、秋から冬にかけて赤い実や花が楽しめる、ソヨゴ、椿、サザンカ等の常緑樹を植えてもらいました。

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家づくりの費用は大半を建物にかけてしまい、植栽まではなかなか費用を確保してもらえませんが、樹木1本でも植えることで雰囲気はかなり良くなります。今回はわずかながらも予算を確保していただいたおかげで、植栽を植えることができました。これからの生活では四季の移ろいをより楽しんですごしいただけると思っていますし、環境にも少しは貢献できたと思っています。

会津若松市内には、蔵造りの建物の他にも写真(2009.3撮影)のような建物も見られます。これは幼稚園の礼拝堂で、外壁は板張りで長い間の風雪にも耐え、この地域の環境を見事につくりだしています。今も現役で頑張っているようですが、これからも補修を重ねながらも存在し続けてほしいものです。          

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■ 住宅の設計実例は瀧田建築設計事務所のホームページ

工事監理の途中で

今年の3月に着工した福島県会津若松市の小さな家の工事監理に月に2~3回のペースで行っていましたが、ようやく竣工します。 工事は地元の「ばんだい東洋建設㈱」に依頼しましたが、設計事務所の仕事も数多く手掛けていて、監督さんや職人さん達の技術レベルも高く、設計者としてゆとりを持って楽しみながら工事監理ができてます。

Img_03631                                                          3月中旬の地鎮祭の様子。 風が寒い寒い

Dsc_0005_convert_20090704182623_2                                                         4月の上棟です。この日は天候にも恵まれ現場の前の桜も開花して、晴れやかな気持ちで上棟式を行えました。

Dsc_0012_convert_20090704182844 上写真の状態から外廻り全体をビニールシートで囲い、寒風や雨から躯体を保護しました。私もはじめての経験で、地方の施工会社の姿勢に嬉しくなりました。(依頼してほんとうによかった。)

Dsc_0018_convert_20090704183054                                                              上棟の祭壇です。なんと重ね餅がお供えされました。

Img_0078_convert_20090704183934 会津の冬は寒さが厳しく、暖房による壁内結露防止のため、壁・天井の室内側に防湿シートを施工しました。施工会社の標準仕様です。そうなると当然サッシは室内側が樹脂製のペアガラス仕様になります。

Dsc_0032_convert_20090706172005 6月末、建物本体は工事がほとんど終了しました。居間~台所の写真で、床は厚さ36㎜の会津産杉で仕上げました。 完成写真は近々にHPで公開します。

現場へは、はじめ高速道路で直行してましたが単調でつまらなくなり、途中から一般道路も利用して、街道沿いの街並みや少し寄り道して話題の建築を見学しながら行くようになりました。 ルートは柏から294号線で北上し下妻~下館~真岡~宇都宮沿い~矢板IC~白河IC~甲子温泉~下郷~会津若松で4時間30分ぐらいかかります。

Img_0106_convert_20090704174852 東北本線「宝積寺駅」前の「ちょっくら広場」隈研吾氏による設計で、外壁は大谷石を加工して積み上げて、そのデザインと素材のパワーが良い雰囲気を作り出しているようです。

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Img_0115_convert_20090704180819 宝積寺駅のコンコースへの階段。 広場と同じ建築家によるものです。 天井の材料は安価な構造用合板ですが 徹底的にデザインされて造られていて、そのエネルギーに圧倒されます。                

Img_0134_convert_20090704181102 宝積寺駅から車で30分ほど走った所の那須郡那珂川付近の山の中にある、野沢正光氏の設計による「いわむらかずお 絵本の丘美術館」のアプローチ、ここでカメラのバッテリーが切れてしまい残念! しかし場所がわかりにくかったなあ、案内板が樹木のかげになり目にはいらなかったのが原因でした。