LED照明内覧会
コイズミ照明のLED新製品内覧会が、地元の柏で開催されるということで見学に行ってみた。
節電の意識が高まり、一般に省エネといえばLED照明が上位に連想されるそうだ。
LED照明器具が出始めた頃は光の質や明るさ、種類の少なさ、高価格に抵抗感があったが、最近は設計において省エネを検討する場合に少し積極的に採用していかなければならないかなと思っていたところである。
会場には、ダウンライトをメインにスポットライト、ライン照明、ペンダント、ブラケット、シーリングライト、店舗用照明等、LEDの器具が多種類展示されていて、懸案部分が大幅に改善されていたが、それは新しく製品化されたLEDランプの種類によるところが大きいのではないか思っている。
ダウンライトは、光源が「面」で発光するCOBパッケージになり、光量が均一に一つの面で発光する為、白熱灯のような自然な点光源になっており、それを生かす器具構造が検討されて実現したようだ。 光源となる COB LEDパッケージ
COBダウンライト
ダウンライト見上げ
ダウンライト断面図
LEDランプには、広配光型、ボール球型、ミニクリプトン型、ダイクロ型、ビーム球型、直管型等と多種類あり、ますますデザイン的にもすぐれたLED照明器具が商品化されるのが期待できるところである。
しかし、LEDランプは従来の光源に比べ5倍程度の照度(眩しさ)があり、直接目に入らないように注意する必要があるので、それを改善した器具も期待したいし、価格的にもさらなる改善を望みたいところである。
会場では、60分程度の「住宅照明設計手法」セミナーも行われており、新商品LEDの特徴を生かした照明計画の考え方や設計処方について実例を交えながら、また展示照明を点灯比較しながら解説されていて大変参考になった。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 微細彫(2014.01.08)
- 我が家の紅葉(2013.11.22)
- P・マッカートニー日本公演チケット(2013.11.01)
- 愛用の椅子を修理(2013.08.29)
- 和菓子(2012.10.27)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/541836/53356656
この記事へのトラックバック一覧です: LED照明内覧会:
コメント