フォト
無料ブログはココログ

« (仮)北柏の家 設計完了,まずは敷地のことから | トップページ | (仮)北柏の家 工事契約 »

(仮)北柏の家 実施案について

「(仮)北柏の家」の基本設計(方針の決定・イメージの具体化)~実施設計(詳細の検討・決定)完了まで6ヶ月程要した。
長いようだが、建主さんと設計者がイメージを共有し、一緒に検討を重ね、納得できる新しい住まいを図面に表現しまとめるには、けっして長くはなかった。

「(仮)北柏の家」は水回りを共有する2世帯住宅で、設計スタート時の主なご希望は次のようであった。
① 風通しの良い明るい家
② 広いLDK一体空間、天井の高い空間
③ ランニングコストを重視した設備
④ 家族で利用できるキッチン
⑤ 書斎スペースの確保
上記の要望に合わせ、ライフスタイルや敷地の特性、そして何より予算を考慮しながら建主さんと一緒に複数案を比較検討し、方針を決める。
方針に基づき、さらに具体的に検討を重ねて納得できる住まいの実施案としてまとめることができた。

実施案は、2階にLDKを設けることで、プライバシーを保ちながら開放的にすることが可能になり、より光と風を取り入れられるようになった。LDKの天井は屋根の形状に合わせて空間のボリュームを確保し、さらにバルコニーを設けることでかなり広がりのあるLDK空間にできた。
その一部にはオープンなロフトを設け、収納スペースとしながら、天井は低いが書斎としても利用できるようにしている。
また、エコを意識し積極的に自然の力を利用できればと思い、太陽光を利用したパッシブソーラーシステム「そよ風」を採用する。オープンな階段や引戸を多用して、1階~ロフトまで一体空間になるようにして、年間を通して家全体が穏やかな温熱環境になるようにした。これは太陽エネルギーを電気に変換するのではなく、金属屋根を利用して、太陽光で暖められた空気や放射冷却で冷やした空気をそのまま室内に取り入れるシンプルな空気集熱式システムである。

尚、敷地面積は136.07㎡(41.16坪)、延べ床面積は115.92㎡(35.07坪)+屋根裏である。

実施案の外観模型

Img_1669_convert_20101201222537
屋根は南北方向の切妻にして、屋根面に太陽光があたり効率良く集熱できるようにしている。
バルコニーは敷地の一番開けている外部空間に向けて設け、LDK~バルコニー~外部にスムーズに視線が抜けるようにしている。

1階内部

Img_1698_convert_20101207142519
中央にオープン階段、それに接するように南側に開口を取った個室を配置する。
それぞれにクロゼットを設け、敷地の変形をクロゼット、洗面等で吸収する。

2階内部

Img_1696_convert_20101207142354
階段を含め、LDKの一体空間に子供室(左下部分)が引戸で繋がる。
バルコニーも繋がり数値以上に広く感じる。

ロフトレベル内部

Img_1700_convert_20101207142246
食堂・台所の上にロフトを設け、居間部分を吹抜けにすることで、天井に高低差ができ
落着いた広がりのある空間となった。

■ 住宅の設計実例は瀧田建築設計事務所のホームページ

« (仮)北柏の家 設計完了,まずは敷地のことから | トップページ | (仮)北柏の家 工事契約 »

(仮)北柏の家」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (仮)北柏の家 実施案について:

« (仮)北柏の家 設計完了,まずは敷地のことから | トップページ | (仮)北柏の家 工事契約 »